8月神社ツアー第二弾は、五山の送り火の翌日 8月17日に実施。
奈良国立博物館の中将姫と當麻曼荼羅展へ行ってまいりました。
たくさんの仏様とお会いしながら、中将姫の信仰心とその思いをつないできた方々に感動。
仏像の種類の違いも勉強して、思わぬ萌えキャラクターにも出会い、新たな発見・学び・出会い満載!とっても楽しい学びのツアーでした😊
まずは鹿さんと仁王様にご挨拶
前日からご一緒しているまり子さんと、奈良在住の会員さんきっこさんが合流。
奈良といえば、、鹿さん!!そして大仏さま~
今回の目的は大仏さまではないので、仁王様にご挨拶をして、大仏様は遠くからご挨拶・拝ませていただきました。
仁王様の前に立たずむのは、、鹿さんー。心がほっこり、なごみますねぇ~
ちなみに奈良公園の鹿さんたちは野生。奈良公園周辺の山が本宅で、日中街に下りてきているそう。
また鹿さんたちが周辺の草を食べてくれるので、芝の管理維持費の何億ものコストダウンに貢献しているとか!
鹿さんののんびり姿に人間たちは癒され、自由を謳歌しながらもお仕事をしてくださってます!(最高の働き方ですね~笑)
はっけんほとけさまのかたち展にはまる3人
仁王様へご挨拶をした後は、奈良国立博物館へGO!
メインの中将姫展の横で開催されていた、子どもむけの仏様解説展示「はっけんほとけさまのかたち」展
https://www.narahaku.go.jp/exhibition/special/feature_exhibition/202207_hakken/
ちらっと見て終わるつもりが、、、仏様を解説する奈良国立博物館のキャラクター「ざんまいず」が、とってもかわいくて萌え萌え😍😍
このキャラクターこちらの学芸員さんが書いていらっしゃると知りビックリ!ポンポン塾名誉塾長えびしゃまに匹敵する可愛さです🤣❤
展示をみながらクイズに答える形式で、これがまたわかりやすくて3人とも真剣&ドはまり笑
楽しみながら、これでようやく仏様の種類と特長がわかった!というすばらしい展示でした。
ざんまいず、あまりにかわいくて、仏様の説明もわかりやすかったので、ミュージアムショップにて本をGET!
(こういったカワイイ&わかりやすい形で説明してくれるのってほんといい~最高~😂🙌)
中将姫と當麻曼荼羅展
https://www.narahaku.go.jp/exhibition/special/special_exhibition/202207_chujo/
當麻曼荼羅ってみなさまご存じですか?
今回、会員のまり子さんが教えてくれて私は初めて知ったのですが、奈良県葛城市にある當麻寺が所有する国宝。
4メートル四方の大きさで、中将姫さまが仏尼を感得し、蓮糸を染めて一晩で織り上げたという伝説がある奇跡の曼荼羅です。
この曼荼羅を見ていると、まあ面白い!
極楽に行く前に、人間の階級分け行われるんですが
上の階級にいくごとに、お迎えに来てくださる仏様が増えて、上品上生だと、仏様大応援団ご一行様~!!
というぐらいたくさんの仏様がお迎えに来てくださるんですね。
これを見て、改めて「神仏を敬ってちゃんと生きよう」と思いました🤣
そしてこの當麻曼荼羅は数多く模写されて受け継がれているんですが、中将姫は美貌と才能を妬まれ、継母の妬みから一度は親に捨てられて殺されそうになった女性。
その後出家して、當麻曼荼羅を織り上げ、29歳の若さで入滅されました。
中将姫の辛い生い立ちと純粋な信仰心から誕生した當麻曼荼羅。
それを模写して受け継いできた人たちの心。
その深くて純粋な信仰心にも胸を打たれた、感動のひと時でした😭
奈良国立博物館のここだけでも価値あり!仏像館
https://www.narahaku.go.jp/guide/butsuzo/
なら仏像館は、飛鳥時代から鎌倉時代にいたる日本の仏像を中心に、国宝、重要文化財を含む常時100体近くの仏像を展示。
国内の博物館では、もっとも充実した仏像の展示施設です。
まあ、たくさんの個性的な仏像様は圧巻!そして、面白くて楽しい~😍
中でも、私にとっては衝撃的な出会いが!
金峯山寺の仁王像との出会いです。
現在金峯山寺の仁王門は修復中、なので吉野はよく訪れますが、仁王様にお会いできないのが寂しいと思っていたところこんなところでお会いできるなんて~
愛しの彼に、思いがけない所で出会ったようなうれしさです😘
嬉しくてポーズを真似してみた
柵越しではない、直接見る仁王様は、筋骨隆々で迫力があり、めちゃくちゃかっこよかったです~😍😍😍
ここだけ写真撮影OKなので、ツーショット写真を撮るチャンス!おススメです。
出会いは人・モノだけではない。想いとの出会いが人生を豊かにする
今回、中将姫、當麻曼荼羅、仏像、ざんまいずと新たな出会いがありました。
この出会いは「物」だけではなく、中将姫の信仰心、それを模写して受け継ぐ人の思い、さらにわかりやすく仏様を伝える工夫して受け継ぐ努力をしている奈良国立博物館の学芸員さんたちの想いとの出会いでもありました。
つい目の前の形・事象・事に目を向けがちですが、その背景や心を想像することにより、目の前のものが何倍にも輝いて意義あるものに変化します。
出会いは人・モノだけではない。
それを作り上げている背景や心に想いを馳せて、より人生を豊かにする出会いをたくさんしていきたいですね。