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女性の人間力アップ講座【第11回】女性と経済

女性の人間力アップ講座【第11回】女性と経済

 

 

こんにちは!みなさまいかがお過ごしですか?今日のテーマは「女性と経済」

 

お金の管理はみなさま得意でいらっしゃいますか?私は、はっきり、はっきり申し上げて元々得意な方ではありません〜。いろいろお金とのお付き合いに苦労し、最近お付き合いの仕方がわかってきた、といったところです。


お金の管理が苦手な方は、今回の森先生のご指導はとっても「耳が痛い」ですが、耳の痛いことも大事ですよね、ということで、お金の管理ができなければ女性として0点!といった耳の痛い厳しいお言葉からです(苦笑)

 

ではでは、進めていきましょう!

 

(ちょっと補足)このブログ講座は森信三先生著「女性のための修身教授録」の講義内容から抜粋して重要ポイントをお伝えしております。



経済のしまりがなければ女性としてはまったくの0点

なによりも女性のねうちは、男性のように、一つのことに専門的に通じるということではなくて、端的に申せば家事が巧みであるということが、もっとも大切なことともいえましょう
どんなに他の方面が優れていましても、経済のしまりが悪くて、いつも月末になると困ったり、また不時の出来事が起こると慌てふためくとかいうようでは、女性としてはまったく零点というほかはないでしょう
妻の経済のふしだらは、世間的に夫の面目を丸つぶれにするものです。夫としてこれほど不安なことはないのです。同時にまた妻としてこれほど夫に対して申し訳のないことはないわけであります

この講義が行われているのが戦前の昭和11年なので、男性は仕事・女性はよき主婦になることが大切!!といた前提になっています。

なので、正直男女平等の現代では「すべて夫のために考えてやらなきゃいけないの〜!?」とこの言葉を読むと違和感を感じるところがあります。

 

でも、男女うんぬん抜きにしても、お金とのお付き合いは重要。自分の気の向くままにお金を使った、借金地獄に陥ってしまったら。。。それこそ大きな問題ですもんね!

お金との付き合い方がその人自身を表す。女生として0点というのは、至極もっともなお言葉でございます。厳しいお言葉ですが、、受け止めましょう笑

 

ではでは、女性として0点にならないためのお金とのお付き合いの仕方。その具体的な方法を次の4つのポイントとして教えてくださっているので、みていきましょう〜


お金とのお付き合いその1.家計簿をつけなさい

まず第一に家計簿をつけるということでしょう。これは一家の大事たる家計をまかされている主婦としては当然なすべき義務であります。
入り放題、出放題に使って、その上残りがあったら貯金でもしようという程度の甘い考えでは、とうていこの世知辛い世間を渡れようはずはありません。


主婦といった表現でまとめられていますが、自分が使える範囲のお金というのは誰でもありますよね。シングルだろうが、主婦であろうが、自宅住まいだろうが、一人暮らしだろうが、使えるお金の範囲の家計簿をつける、ということですね。

 

ちなみに私は今家計簿はアプリのZaimを使っています。今はあまり厳密につけるのもしんどいので(もともと苦手もあり)レシート撮影して、毎月の食費や日用品でいくら使っているかとか、ざっくりと把握するようにしています。一時期食費1万円生活をしていた時は、1円単位で計算していた時期もありましたけどね笑

 

お金の事実をちゃんと見る。というのはお金の管理が苦手だったからこそ、とても大事だなぁと実感しています。


お金とのお付き合いその2.予算をたてなさい

1か月否1年の予算を立てて、それから月々の予算を割り出すべきでしょう。そして日々の出納の跡を詳細に記録して。どうして予算通りにいかないかを確かめなければなりません

真の家計というものは、実は1か年単位でも不十分というべきでしょう。

すなわち少なくとも3年、否本当を申せば10年、否、もっと根本的には、結局一生の見通しをつけた上でなければ真の家計とはいえないのです。



1か月、1年だけでなく、長期的見通しをたてなさい。ということ。年末年始やGW、夏休みにはお金が出ていくので、そこを見通して計画的に貯金をする、などですね。

私は、実はこのお金の長期的見通しを立てることは特に苦手なところでした。これまで想定外のことに遭遇してきたことが多々あり「見通しを立てても何が起こるかわからないんだから、その時に全力で対処したらいいやん!!」という森先生とは真逆の発想だったんですが、それではいけないと、実体験を経て今やっと取り組み始めたところです(いまやっと笑)

予算はエクセルで1か月単位の収支予算を入力して、年間の表を作って管理してますが、これも大事だなあ、、と痛感しています。


お金とのお付き合いその3.買いだめはすべからず


不用の品は、たとえねうちとは思っても買わぬということです。総じて買いだめということは、不経済のもとであります。

スーパーへ行った際「今日マヨネーズがめっちゃ安い!特に今は必要ないけれどどうせ使うから買いだめしておこーっと。」ということをやっていないか、、、ということですね。みなさまどうでしょうか。この行為、ついついやってしまいがちではないかと。。。


でもお得だと思っての行動。一見よさそうに思えますが、なぜこれがダメなんでしょうか??

品物というのは、一時にたくさん買っておきますと、とかく粗末にしやすいものだからです。そのうえ一時に買うということは、家計のバランスを破りますから、そこで沢山買ったら多少は安くつくという場合でも、なるべくそういうことをしない方が結局は賢明というものでしょう。



こちらのブログでも書きましたが、ちょっと前にコロナ初期に起こったトイレットペーパー問題。それまでは「ある」前提で沢山使っていましたが、「買えないかも」といった思いが節約という行動に走らせました。確かに「ある」から沢山使っても大丈夫だよね、という思いが粗末につながる。使ったらなくなっちゃうから大事に使おう、という思いが節約につながる。

この違い、なるほどなぁ、と合点合点。買いだめ注意!ですね。


お金とのお付き合いその4.衝動買いは厳禁

たとえ入用と思われる品でも、すぐその場で買わないで、しばらくその場を離れて考え直してから買うようにし、どうしても必要とあれば買うということです。

とかく人間というものは、その場その場の思い付きで買いますと、どうしても無駄な品を求めることになるからです。

特にこの点はあなた方のように女の人には多い癖であります。



衝動買い。この経験がない女性はいないのではないでしょうか。その時に心ときめいて思わず購入したけれど、自宅に戻ったら似たようなものや同じものがあった。なんてあるある経験ですね。

 

でも、これは森先生のおっしゃる通りで、「ほしい!」「必要!」と見ている時は思っていても、「むむっ、本当に必要かな?」と考えてその場を離れると気持ちの熱が冷める、ってことがあるんですよね。(恋愛みたい笑)本当に必要?といったん自分に問いかけてその場を離れてみる。これは衝動買いを押さえるコツとして取り入れたいですね!


まとめ

ということで今回のテーマは「女性と経済」 経済感覚がない女性は0点ですよ!!という厳しいお言葉があり、お金とのお付き合いの仕方として

 


  • 家計簿をつける
  • 予算をたてる
  • 買いだめはしない
  • 衝動買いはしない

4つのポイントを教えていただきました。

 

また補足ですが、「信用」という言葉に惑わされるな!高利貸しは高利貸しと自ら決して言わず、体裁のよい名前をつけている。

「信用」の2文字がつく金貸しは絶対に例外なく「高利貸」だから近づくな〜!というアドバイスもこの講義の中でありました。

 

キャッシングなど、どうしても必要な時には助かりますが、出来る限り近づかない方がいいですよね〜。そして使う時には見通しを立ててご利用は計画的にを忘れずにですね!

 

次回は「気品と働き」。「気品」という言葉。なんて素敵な響きなんでしょう〜。気品のある女性は、目指すべき神様愛され女性の姿ですね!

ではではまた次回!今回もお付き合いいただきありがとうございました!