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映画『鹿の国』に学ぶ、神事から導かれるビジネス成功のカギ

『喜ばせる』ことが生む循環の力

映画『鹿の国』に学ぶ、神事から導かれるビジネス成功のカギ


先日、映画『鹿の国』を観てきました。

映画「鹿の国」公式サイト なぜこの土地に、これほど心が騒ぐのか? 冬から春へ、死から再生へ。美しい四季とともに3年をかけて描き出された、現代社会を生きる私たちが忘れかけていた原初の祈りの姿。
 




長野県・諏訪地方は縄文時代の遺跡が多数ある場所。

その地にある諏訪大社で行われる神事を描いたドキュメンタリーで、神と人との関わりについて深く考えさせられるとっても素晴らしい作品でした。


特に心に残ったのが、「神を喜ばせ、一緒に楽しむことで、五穀豊穣の恵みを受け取る」という姿。

これって、実は私たちの日常や仕事にもつながる大切な視点だと感じたんですね。


ということで、今日は、映画『鹿の国』から得た「ビジネス成功のカギ」というテーマでお伝えします!



縄文から続く「喜ばせる」ことの本質と循環

映画では、600年前に途絶えた謎の「御室神事」を再現した様子や、鹿の首を神に捧げる御頭祭(おんとうさい)など、神への「祈り」「感謝」「奉納」を通じて、大地の恵みをいただく姿が描かれていました。


特に印象的だったのが「御室神事」

3か月間、竪穴にこもって行う神事ですが、その様子がとても面白い!


クイナ鳥の物まねや、男女の契りを表現するような踊りや芝居などの芸能を奉納する。


宴会芸を上司に披露して、上司に喜んでもらいながら、みんなも一緒に大笑いして楽しむ。

神様に喜んでもらうようにご接待して、そしてみんなも一緒に楽しむ宴!そんな場面が出てくるんですね。


これを見て、「五穀豊穣という恵みをいただくには、まずは神様に喜んでもらう」という構図だったんだと思いました。


これを現代に置き換えると、こんな流れが見えてきます。


  • 神を喜ばせる → 人々が一緒に楽しむ → その結果として恵みを受け取る → その恵みを次へと循環させる
  • お客様を喜ばせる → 企業や組織が一緒に楽しむ → その結果として「おかげ」を受け取る → さらにそのおかげを次の価値提供へ循環させる


要するに、「誰かを喜ばせることが運を引き寄せる原点」であり、それがエネルギーとなって次へとつながっていく。

これが“運の循環”の本質なんだ!と大いに納得しました。



企業経営や人材育成に活かす「喜ばせる文化」と循環

この考え方は、企業経営や人材育成にもそのまま活かせるのではないでしょうか。


  • リーダーが社員の成長や成功を願う
 →一緒に喜びや楽しみを分かち合う環境を作る → チームの士気が上がる → その活力が新しい価値創造につながる


  • お客様を喜ばせ、一緒に楽しむ 

 → 信頼やブランド力が高まる → さらに良いサービスが生まれ、喜びが循環する



  • 仕事そのものを楽しめる工夫をする

  → 良いエネルギーが生まれ、運が開ける → それが周囲にも広がり、さらなる運を引き寄せる


つまり、「まず喜ばせる」ことからスタートをすると、巡り巡って、自分自身や組織の成長につながる構図ができるんですね!


まとめ:ビジネス成功のカギとなる運を味方につけるために

日本は四季があり、自然を敬う文化が根付いた国です。

自然の恵みを受け取り、それを次へと循環させながら私たちは生きています。


映画内では、神事において生贄をささげる場面が出てきます。

生贄というと、一見残酷に感じるかもしれませんが、実は私たちも毎日「食物」という名の「生贄」をいただいています。

そのおかげで命を維持できているんですよね。


なので、私は、神事の生贄も「エネルギーを神に捧げることで、また新たな恵みを受け取り、それを次へとつなげていく」という、自然エネルギーの循環の一つだと捉えています。


そして、映画『鹿の国』を観て、改めて「喜ばせることが運を引き寄せ、さらにそれを循環させるための出発点」だと実感しました。


私自身、これからも「お客様に喜んでもらい、それを一緒に楽しみ、さらに新しいエネルギーを循環させる人」でありたいと思っています。


今回は映画からの気づきをシェアさせていただきましたが、今後も神事✕ビジネス、文化✕生き方などの切り口でも記事をアップしていきますので、

もし共感していただけたら、ぜひまたブログを覗きにきてくださいね!


映画も現在各地で上映されているようなので、ぜひ興味を持たれた方は、観てみてください。


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