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「わかったふり」は信頼を壊す第一歩!/若手社員に告ぐ!それやっちゃダメ

「わかったふり」を卒業する3つのポイント

「わかったふり」は信頼を壊す第一歩!/若手社員に告ぐ!それやっちゃダメ


上司から仕事を依頼されたけど、とりあえず「わかりました」と仕事を受けて、後で理解していたことと全然違った。

ということや、


仕事を進める上でわからないことが出てきたけど、先輩や上司みんな忙しそうで、なかなか聞けない…

とりあえず自分で考えて進めたら、全く違って後で怒られてしまった。

なんてことはありませんか?


仕事の依頼を受けてすぐに


「わかりました!」

と伝えるのは

ちょっと待って!


その、あなたのよかれと思っている対応が、実は信頼を壊すことになっているかもしれませんよ。


わかったふりが招くリスク

この状況、実は私も社会人になりたての頃に何度も経験しました。


理由は、上司が怖かったから(笑)。


いつも忙しそうで、とても仕事のできる上司だったんですね。

「こんなこともわからないの?」と言われるのが怖くて、つい確認をためらってしまったんです。


そして、当時の私が取っていた行動はこうでした:

「とにかく『わかりました』と言って進めてみる」。


でも、いざ仕事を進めてみると、上司の意図とは全く違うアウトプットを出してしまい、

「なんでちゃんと確認しなかったんだ!」と怒られることがしばしば。。。


こうなると、信頼はどうなるでしょうか?


「わかりました」と受けたはずの仕事をやり直す羽目になる。

結果的に余計な時間がかかり、上司の評価は下がる一方。


さらに、自分の気持ちも沈みますよね。

「こんなに怒るなんて…ひどい」

「上司が厳しすぎるせいだ」と心の中で愚痴を言い始めてしまう。


でも今振り返ると、原因はシンプル。

簡単に「わかりました」と言った自分自身にあったんです。

ただ当時の私は、それに気づかず上司のせいにしていました。


完全に逆恨みです(笑)。。


素直にわからないことを聞くメリット

では、なぜ「素直にわからないことを聞く」ことが大切なのでしょうか?

改めてメリットを確認しておきましょう!

素直にわからないことを聞くメリット

  • 正確な指示を得られる

聞くことで、仕事の意図や具体的な進め方を理解し、ミスややり直しを防ぐことができます。

  • 信頼が深まる

「わからない」と言うことで誠実さや素直さが伝わり、上司や先輩との信頼関係が築けます。

  • 成長につながる

質問を通じて新しい知識を得たり、仕事の全体像を学ぶ機会に変わります。

  • チーム全体の効率が上がる
一人で抱え込んで迷うよりも、早めに聞いて軌道修正する方が、チーム全体の時間や成果にプラスになります。


「わかったふり」を卒業する3つのポイント

とはいえ、上司が怖かったり、先輩が忙しそうだったりすると、どうしても聞くのが気が引けてしまうこともありますよね。


でも、大丈夫!


これから紹介する「わかったふり」を卒業して、「素直に聞く」姿勢を身につけるための具体的な3つのポイントを意識すれば、自然に素直に聞けるようになりますよ!

1「ここまで理解しました」と伝える

まずは、自分の理解を確認することが大切です。

例えば、

「この認識であっていますか?」

「このように理解していますが、問題ありませんか?」

と伝えることで、上司も答えやすくなり、意図のズレを防ぐことができます。

自分の理解をしっかり伝えることで、相手がより具体的な指示を出しやすくなるんですね。


2質問の「型」を用意する

わからないことが出てきた時、すぐに質問できるようにフレーズを準備しておくと便利ですよ!

例えば、

「〇〇の部分が少しわからなかったので、詳しく教えていただけますか?」

「このように進めていますが、問題ありませんか?」

このようなフレーズをあらかじめ考えておくと、聞きやすくなります。

「おやっ?」と思った時が、質問するチャンス!そのタイミングで、しっかり確認するようにしましょう。


3相手のタイミングを考慮する

とはいえ、今確認したい!と思っても、上司が忙しそうな場合もありますよね。

そんな時には、

「今、お時間よろしいでしょうか?」

と一言前置きをしてから聞くことで、スムーズに質問できます。

忙しい時に断られても、めげずに「わかりました!いつお時間いただけますか?」「お時間がある時に教えていただければ嬉しいです」と伝えると、相手に配慮が伝わり、より良い関係が築けますよ。


さらに、メールで確認する場合は、単にメールを送るだけでなく、一言「わからないことがあって、メールで送りました。お時間のある時に教えていただけますか?」と添えることで、より仕事への意欲を伝えることもできます。

最初は勇気がいるかもしれませんが、慣れると自然にできるようになります。
まずはちょっとした勇気をもって、実践してみてくださいね!

最後に

松下電機(現パナソニック)の創業者である松下幸之助さんは、生涯「素直な心」を大切にされました。

その理由は、素直が成長の源であり、信頼関係を築く上で不可欠だからなんですね。
『わかったふり』を卒業し、素直に聞く姿勢を持つことで、あなたの成長だけでなく、周囲との信頼も深まります。

「素直に聞ける人」を目指して、どんどん成長し、信頼を築いていきましょう!


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それでは、次回もお楽しみに!