それでは、今回は神仏を敬うことで身に付くヒューマンスキル
謙虚さ(自分よりも偉い存在が常にいる感覚)
想像力(人知を超えた力・目に見えない存在を想像する)
共感力(神様・仏様ご先祖様と心を合わせる気持ち)
礼儀・マナー(寺社での立ち居振る舞い)
クレンリネス/整理整頓(穢れを祓う)
想像力も具体的にどのようなスキルなのか、そのあたりを確認してから神仏を敬うこととの結びつきを紐解いていきますね!
言葉の意味と想像力発揮のステップを知る
では、今回もまずは言葉の意味から見ていきましょう!想像を辞書で調べてみると、こんな意味が出てきます。
①実際に経験していないことを、こうではないかとおしはかること。
②現前の知覚にない物事を心に浮かべること。(広辞苑より)
現実には存在していない、目に見えないもの
知識よりも想像力の方が大切!?
ユダヤ人の理論物理学者・ノーベル物理学賞受賞、相対性理論など20世紀最大の物理学者と言われるアインシュタインにこんな名言があります。
『想像力は、知識より大切だ。知識には限界がある。想像力は、世界を包み込む。』
とてつもない知識を持っている人が、知識よりも想像力が重要と言っていることにビックリ!
想像力を育む古くからの教え〜悪いことをしたら神様のバチがあたる〜
悪いことをしたら、神様の罰があたるよ!
こんな言葉を小さい時に言われたりはしませんでしたか?
私は祖母や母からこの言葉を小さい時からよく聞かされていたので、親に叱られるようなことをした時には、神様にも怒られる(怖い。。)なんて思っていました。
昔の方がよく言っていた言葉ですが、これを先ほどの想像力のステップに当てはめてみましょう。
すると
という流れになりますね。
またこれも昔の人がよく言っていた「お天道様が見ているよ」という言葉。
これは誰も見ていなくても、常に太陽はあなたを見ているから、悪いことをしちゃだめですよ〜という意味ですが、反面、良い行いも、人が見ていなくても太陽がいつも見ているから、いずれ報われますよ。といったことでもあります。
これも、太陽が見ているという、目に見えない・また実際にはどうかわからない事象を想像する。
それに対して仮説を立てて、考えて自分の行動を行う。
今こそ想像力を伴った行動が必要
アインシュタインの名言の最後に
想像力は世界を包み込む
とあります。
今のコロナ感染問題も、目の前の事象のことばかりにとらわれて、想像力といったものが欠けた対応・行動が多くなっているように思えてなりません。
アインシュタインが言ったように、想像力を発揮して世界を包みこむには、
お天道様が見ている
悪いことをしたら神様の罰があたる